駅員の1日

駅には定休日はない。
平日でも休日でも関係なく働く。
また電車が動いている限り開いているので、早朝から夜遅くまで交代しながら業務に当たっている。

男女雇用均等法が施行されてからは、男女関係なく泊まり勤務をこなしていく。
結構斬新なことだったらしく、今でも年配の方には「女性も夜勤あるの!」と驚かれる。

駅での泊まりは、基本24時間勤務。
文字だけ見ると、過酷…。
と思ってしまうかもしれないが、慣れてしまえばちょこちょこ休憩があり、楽である。

友人から自分の担当の仕事が片付かない限り帰れないという話を良く聞くが、駅員は時間が来れば終わるのだ。
(ダイヤ乱れなどの異常時は除く…泣)


【泊まり勤務の例】

9:05 更衣時間
9:10 点呼
9:25 改札
10:25 券売機の締切
11:25 休憩
12:25 改札
15:00 休憩
16:00 改札
17:10 休憩
18:00 改札
19:35 休憩
20:35 改札
22:00 休憩
22:35 改札
23:55 休憩
0:10 改札
1:20 寝床を整える
1:30 休憩(仮眠)

6:30 職場内の掃除
6:55 休憩
7:25 改札
8:30 ホーム立ち番
9:30 更衣時間
9:35 退勤

ざっくりと組み立ててみたが、こんな感じで仕事をしています。
最初は慣れなくて、泊まり勤務が終わったあとはふらふらだったが、今では終業後に遊びにいけるようにまでなった。

体質化されたのだ。人間の適応能力はすごい。


管理者クラスになると、50代でもバリバリ泊まり勤務をこなすスーパーおじさまが沢山いる。

いつもパワフルで、本当にすごいなあと感嘆する。
習慣化の賜物である。


健康で元気に働けるのが一番ですね。